『穿心蓮について』

穿心蓮の歴史・過去の実績

「穿心蓮」がもつ驚異的な効能については歴とした各種の“専門医学関連の辞典”にも、その記載が紹介されています。中でも特に2つの出版物「中薬大辞典」「漢方医薬大辞典」から抜粋したものをここに掲載し、みなさんの判断の一助にしたいと考えます。実際の内容については現物の辞典を是非とも図書館などで調べてみてください。

「図説 漢方医薬大辞典」では穿心蓮が抗癌薬の部門にその紹介が属しており、臨床応用においての記述は驚くことに“抗癌作用”があることをはっきりと明示しています。特に白血球の細菌に対する食作用が高められることも科学研究としての項に記述されています。

また、「中薬大辞典」には、穿心蓮がその服用にあたり“副作用”“毒性”が全く無いことが記述されていますし、処方例にいたっては、各種感染疾病の治療、レプトスピラ症の治療、腸チフスの治療、急性黄疸型肝炎の治療、肺炎およびその他の呼吸道炎症の治療、小児の消化不良および細菌性下痢の治療、癩病の治療、閉塞性血栓血管炎の治療、絨毛性腫瘍の治療、神経性皮膚炎および湿疹の治療についてなどが、各項目ごとに紹介されています。ここにその抜粋をあげておきますので参考にしてみて下さい。

穿心蓮は現代社会人の希望素材

穿心蓮には消炎作用、抗菌作用、清熱作用、解毒作用、浄血作用などいろいろな効果のあることがわかっています。穿心蓮の成分にはアンドログラフォリドや、14-デオキシン-11、12-ジデヒドロアンドログラフォリドなどが多く含まれておりますが、後者のデオキシン-ジデヒドロが特に消炎作用と抗菌作用に優れているようです。
この成分は脳下垂体の副腎皮質系の機能を興奮させて、脳下垂体前葉のACTHの合成を促進することによって消炎や抗菌作用が起こると報告されています。また、抑菌作用なども以外に強いことも報告されています。これらの特性に着目し、この植物を主成分として粉末状にしたものを、さまざまな症例に試みたところ、特にGOT、GPT、総コレステロールに顕著な成果を上げることがわかってきたとの報告もあります。

【血糖値を下げた症例があります】

当初はそれほどの効能と期待をもってはいなかったのですが、時とともにもたらされる報告は、期待以上の効果を証明してくれました。詳細な科学的根拠の解明はできていないものの、副腎皮質系からのインシュリンのコントロールがあったものと推測される結果が出ています。

【解熱・解毒・消炎・抗菌作用が強い】

中国からのこれらの報告が最も多いのは、細菌性赤痢、胃腸炎、尿路感染、利尿作用、子宮内膜炎、骨盤内炎症疾患、感冒、流行性脳炎、気管支炎、肺炎、百目咳、肺結核、肺腫瘍、胆嚢炎、胃潰瘍、高血圧、耳下腺炎、中耳炎、副鼻腔炎、結膜炎、鼻出血、扁桃腺炎、口咽腫痛、丹毒、火傷、外傷感染、毒虫による咬傷、歯周炎、歯痛止めなど様々のものがあります。これらを総合すると、程度の差はあるものの明らかに消炎および解毒に応用されているものと考えらます。

【研究報告例でははっきりと胃や腸の初期癌に特に効果があるとしています】

中国から最近の情報によると、胃腸の初期癌にはかなり有効であったと報告されています。これまでに列記した成分によって体内に残存する白血球によって食菌作用を高めることが解ってきました。新たなる抗癌剤として斯待が持たれています。日本においても同様の報告がなされています。

【閉塞性血栓血管炎の治療】

穿心蓮エキスによるものでは(方法には一連の手順があります)50例を観察したところ、総有効率(全治、著効)は全体の90%を占めたとあります。

【中耳炎や内耳の疾患にも効果】

中国の症例報告では、中耳炎ではわずか2日間の服用で顕著な効果のあつた症例があります。内耳については膿の量が減少し、内耳道が乾いて、鼓膜の穿孔も自然に塞がり、耳鳴りや聴力減退が改善されて、正常な聴力に戻ったものがあると報告されています。

穿心蓮に関する論文等

「穿心蓮」に関する研究・論文等を抜粋の上掲載いたしますので興味のある方はご覧ください。

また、「穿心蓮」に関する興味ある文献、研究、論文等がありましたら是非ともお知らせください。(※穿心蓮に関するご意見の項からメールでご送付、あるいはお知らせください)

薬理作用を有する天然有機化合物の検索に関する研究
(平成6年)

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薬理作用を有する天然有機化合物の検索に関する研究
(平成7年)

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「穿心蓮」のHIV-1に関連した研究発表(英文)

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